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農薬未使用無肥料米ができるまで

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まごころ米ができるまで

代掻き(泥を作る作業)

代掻き(泥を作る作業)

EM菌・天然ミネラルをまいた田んぼの代掻き(泥を作る作業)です。

肥料をまいた田んぼの代掻き(泥を作る作業)です。

ここでも、まごころ農園ならではのこだわりがあります。 重たい、トロトロ、ヌルヌルの泥をつくる事です。しかも、深めにです。 一般的に代掻きは表面のみを泥にすればよく、簡単に素早く終わらせる楽な作業です。 しかしそれでは自然災害に弱い苗を育てるだけなのです。しかも化学栽培は深い泥では育ちません。
苗が育つ温度=地熱が足りなくなる為です。浅い代掻きでは地中に根を張れず味も食感も収穫量も少なくしかも化学肥料なので、何一つ良いことがありません。その点、まごころ米の田んぼは、深く代掻きします。
目安は写真のように、トラクターのタイヤが、泥でコテコテになったら完璧!およそ、20㎝くらいの深さになります。
ワラ腐敗物堆肥・野菜クズ堆肥は、地熱の発生率が高く、深く代掻きをしないと苗が焼けてしまい成長に影響がでます。しかし土が深い事により、根は深い所まで根を張る事ができ、冷たい地層から養分を吸い上げ、元気よく育ちます。 日照りが続いても、根のある深い地層部は涼しいので、自然災害にも強く焼けたりする事はありません。

長良川の清流水を田んぼに入れる際、EM1とEM3を同時に入れています。
雑草の抑制効果も有りますが、田んぼに植えられた苗は水分を一気に吸収し活着・成長するので、より良い苗・お米へとなります。EM3とは、光合成細菌を強化したものです。EM1にも光合成細菌は含まれていますが、曇の日の日照不足を補い、確実に光合成するためのサポート的な役割を果たしてくれます。そして美味しさへとなります。

いよいよ田植えです。

田植え 田植え2

いよいよ田植えです。

いよいよ田植えです。

いよいよ田植えです。
苗は品質の安定したプロに、無農薬苗を作って頂いてます。
まごころ農園に届いたらすぐにEM菌をたっぷりと散布し、苗に吸わせます。
ヤンマーの田植機は、苗にとって、とても優しいのが特長です。
優しく苗を取り、植え付ける事ができ、作業速度を上げても苗を痛めたりせず、確実な植え付けが可能な機械です。機械一つ選定するのにも、苗の為にこだわりを持って選んでいます。パワフルなエンジンは、深い土にも負けることなく苗を深い地層へと植え付け、猛暑・台風などの自然災害に耐える栽培が可能となります。

棚にある苗の水やり時にも、EM1・EM3を使用しています。

棚にある苗の水やり時にも、EM1・EM3を使用しています。
少ない水分の状態での水やりは、確実に苗へと吸収されます。
苗がどんどんEM化し、より身体や地球の環境によいお米作りを実現させます。
今後、1ヶ月に1回、EM1・EM5ストチュウ・EM3を手散布で葉面散布していきます。
同じく、1ヶ月に1回、潅水した田んぼに、EM1・EM3を流し込みます。
お米の味・粘りに違いが出るのはもちろん、雑草抑制・光合成不足解消等のメリットばかりです。 ここ最近は、平均気温は上昇していますが、日照時間は減少しています。自然災害に強くする為にもEM菌をたっぷり使用しています。

田植えして一か月半後。

田植え後 田植え後2

田植えして一か月半後。

しっかりと根も張り、分株したら中干しをします。完全に乾かし、土にヒビが入ったら、1回目の追肥の合図。
追肥は、EM菌・天然ミネラルたっぷりのかきがら。成長させる為のメニューです。
機械を使わず、手散布で行います。苗に機械から出る排気ガスを浴びせたくないという思いで、手散布です。
かなりの体力と筋力・気力を使います。手散布終了後、EM菌を水と一緒に潅水し、土のヒビから根へと運ばれます。EM菌+ミネラルで、成長も美味しさもUP!!

田植え後3 田植え後4

田植えしてから約三か月後。

田植えしてから約三か月後。

田植え後5

稲の花が咲く前にまた中干しします。完全に乾いたら、2回目の追肥です。
追肥は、1回目と同じですが、役割が違います。穂の為と、ハツシモ特徴の味と粘りを決める為のメニューです。 機械を使わず、手散布で行います。かなりの体力と筋力・気力を使います。手散布終了後、EM菌を水と一緒に潅水し、土のヒビから根へと運ばれます。EM菌+ミネラルで、味と粘りUP!!

2回目の追肥から約2週間後。9月の上~中旬には、稲の花が咲き乱れています。

2回目の追肥から約2週間後。9月の上~中旬には、稲の花が咲き乱れています。
田植え後7 田植え後8

2回目の追肥から約2週間後。9月の上~中旬には、稲の花が咲き乱れています。

根張りが良く、しっかりとした葉と太い茎、雑草にも負けずに育った自然育成農法は、稲穂の量・粒の大きさは化学栽培の田んぼとは見た目が違ってきます。 化学栽培は、もう枯れ始めます。枯れ始めた稲は、米に十分な栄養を送る事が出来ず、水分のみのお米となり味や粘りを、また品質も低下させます。 それに比べまごころ米は、稲刈り直前まで枯れる事はありません。だから、米に十分な栄養を送り続ける事ができ、また必要な分のみの水分を供給するので、味の濃い、粘りも多く、香り良い、高品質のお米が出来上がるのです。また、この位の時期から日照時間が短くなり、光合成不足になりがちですが、EM菌の光合成細菌により、短くなった日照時間の手助けをし、十分な光合成を可能にしています。

10月下旬、稲狩り直前

稲刈り前1 稲刈り前2

10月下旬、稲狩り直前の圃場です。

向かって、右側が『まごころ米』の圃場。向かって、左側が一般栽培の圃場。
見るからに違いが、一目瞭然です。葉の色、穂の付き方、米粒の大きさ、収穫量(お米の出来具合)、何一つ一般栽培に負けていません。これが、まごころ農園の『まごころ米』の実力と結果です。

稲刈り、乾燥後のお米

稲刈り後1 稲刈り後2

稲刈り、乾燥後のお米は、玄米・白米に関係なく、すべて選別します。

乾燥時のゴミや、食味低下の乳白米を除去しています。より良い、美味しいお米をお客様へご提供致します。お客様へ出荷する前に選別、精米し鮮度にもこだわっています。また、まごころ米のパッケージは、紙袋です。適度な湿度調整が可能な特殊な紙袋です。この紙袋は、竹の間伐材からできており、環境保全はもちろん、竹の持つ効果、殺菌・防虫にすぐれています。石油やプラスティックに過敏な方でも安心です。